PSPカスタムファームウェア（CFW）のプラグイン導入方法

今回はプラグインの導入方法を解説します

どのプラグインを例に解説しようか迷っていたら、
ScreenShotPNG_Speedy_Pluginについてのコメントが多かったので、それを例にして解説します

ちなみにScreenShotPNG_Speedy_Pluginはver0.11より、CFW 5.00 M33-3で動作可能になりました

PSPのバージョンアップデート方法は、こちらの記事でCFW 5.00 M33-3を例に解説しているので、
まだCFW 5.00 M33-3ではない方は同時にご覧ください

プラグインの[VHS]、[GAME]、[POPS]、[GAME150]については、この記事の一番最後で解説します

※2015年に追記（最新）
PSPへのカスタムファームウェア（CFW）導入方法が非常に簡単になっています。全てのPSPへ（PSP-1000、PSP-2000、PSP-3000、PSP go）の最新ファームウェア（FW6.61）からカスタムファームウェアを導入することが出来ます。こちらの記事を是非参考にしてみてください。
>>PSPの2015年最新FW6.61でのCFWとPRO ONLINE CLIENT（POC）導入方法まとめ
PSPカスタムファームウェア（CFW）のプラグイン導入方法
ScreenShotPNG_Speedy_Plugin - ver0.11を例に紹介します

必要なもの
★CFW 5.00 M33-3 導入済みの PSP-1000 / PSP-2000

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①ラキのサイトより、ScreenShotPNG_Speedy_Pluginをダウンロードして解凍してください

         解凍→        




②解凍して出てきたフォルダの中にある、
anyフォルダとScreenShotPNG_Speedy_Plugin.prxを、
メモリースティックの ms0:/seplugins の中にコピーします

＞ ＞     ＞   

【構成】ms0:/seplugins/ any , ScreenShotPNG_Plugin.prx


○sepluginsフォルダが無い場合は、 [ 右クリック→新規作成→フォルダ ] で、作成してください




③sepluginsフォルダの中にある、vsh.txt、game.txt、pops.txtに、
それぞれ ms0:/seplugins/ScreenShotPNG_Plugin.prx と書き込んで上書き保存をしてください
     


○vsh.txt、game.txt、pops.txtが無い場合は ms0:/seplugins の中に、
  [ 右クリック→新規作成→テキストドキュメント ] で、それらを作成してください

○今回は使いませんが、今後のために、game150.txtも作成しておいた方が良いと思います


○すでに何か書き込んである場合は、このように追記をし、上書き保存をしてください


○この部分は必ず、 prxファイルが在る場所へのパスを記述します
（例）cwcheat.prxが ms0:/seplugins/cwcheat の中にある場合
ms0:/seplugins/cwcheat/cwcheat.prx となります




④Rボタンを押しながらPSPの電源を入れ、リカバリーモードを起動します



⑤plugins->を選択し（×ボタンで選択）、以下のように(Disabled)を(Enabled)してくださいScreenShotPNG_Plugin.prx  [VSH]  (Enabled)
ScreenShotPNG_Plugin.prx  [GAME]  (Enabled)
ScreenShotPNG_Plugin.prx  [POPS]  (Enabled)

(Disabled)がプラグインOFFで、(Enabled)がプラグインON という意味です
[VSH]、[GAME]、[POPS]についての詳細は後にかきます



⑥♪ボタンでPNG形式のスクリーンショットが撮れます
撮った画像は、 ms0:/PICTURE/capture に保存されます





■キー割り当て変更

デフォルトでは ♪ボタン でスクリーンショットが撮れますが、
SSPSP.iniを編集することで、スクリーンショットを撮るキーを変更する事ができます

① ms0:/seplugins/any の中にある、SSPSP.iniを開きます


②「SSPSP_SS_BUTTONS=NOTE」のNOTEの部分を、下から選んで書き換えます

十字キー上 : KEY_UP
十字キー下 : KEY_DOWN
十字キー左 : KEY_LEFT
十字キー右 : KEY_RIGHT
アナログスティック上 : ANALOG_UP
アナログスティック下 : ANALOG_DOWN
アナログスティック 左: ANALOG_LEFT
アナログスティック右 : ANALOG_RIGHT
○ : CIRCLE
× : CROSS
□ : SQUARE
△ : TRIANGLE
R : RTRIGGER
L : LTRIGGER
START : START
SELECT : SELECT
音量↑ : VOL_UP
音量↓ : VOL_DOWN
♪ : NOTE
明るさ変更 : SCREEN

複数のキーを設定したい場合は、間に | を入れてください

（例）音量↑と音量↓を押したらSSが撮れるようにしたい場合
SSPSP_SS_BUTTONS=VOL_UP|VOL_DOWN




[VSH]、[GAME]、[POPS]、[GAME150]について

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PSPの基本的なプログラムは大きく分けて、
VSH、GAME、POPS、GAME150の4種類のプログラムで成り立ち、動作しているといえるでしょう
それぞれの意味は、

【VSH】
XMBメニュー、インターネットブラウザ、VIDEOなどの、本体プログラム
起動元 : PSP本体内蔵Flash

【GAME】
UMD、ISO、CSOなどの、ゲームプログラム
起動元 : UMD / メモリースティック内のISO、CSO

【GAME150】
自作ゲーム、アプリ、エミュレーターなどの、非公式プログラム
起動元 : メモリースティック内のEBOOT.PBP

【POPS】
ゲームアーカイブス（SONY公式PlayStation1エミュレーター）の、ゲームプログラム
起動元 : メモリースティック内のゲームアーカイブス


プラグインの[VHS]、[GAME]、[POPS]、[GAME150]は、
それぞれどのプログラム起動時に有効になるかを示すものです

例えば、ScreenShotPNG_Plugin.prx  [POPS]  (Enabled)
にすると、ScreenShotPNG_Pluginが、ゲームアーカイブス起動時に使えるようになります